映画 臨場

劇場版の臨場を観ました。テレビドラマとして、ずっと視てきましたのでその延長での感覚です。倉石義男役の内野聖陽は、自分の好きな俳優のひとりです。

事件現場で遺体の検視を行なう検視官を題材にしており横山秀夫の原作本も読みました。

映画のテーマとしては無差別殺人事件を起こした犯人が精神異常、心神耗弱で裁判で無罪になったことから物語は始まる。そしてこの事件を扱った弁護士、精神鑑定を行った医師が殺され倉石が検視を行っていくのである。映画はこれから観る人もいるのでネタばれしないようにここまでにしときます。

精神疾患者に依る殺人事件の司法の対応など、倉石が死亡時刻改ざんを発見する検視技術と真摯な捜査への取り組みなど見ごたえのある社会的テーマを扱った映画でした。